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住宅基礎工事において、根切り(掘削)が完了した後に行われる重要な工程が「砕石地業(じぎょう)」と「転圧」です。この工程は、建物の荷重を地盤に均等に伝え、不同沈下を防ぐための土台を作る作業です。目に見えなくなる部分だからこそ、丁寧な施工が求められます。愛知県豊田市に拠点を置く株式会社佳建では、”一軒入魂”の理念のもと、この砕石地業・転圧工程を確実に実施しています。今回は、砕石地業・転圧の目的や作業の流れについて詳しくご紹介します。
砕石地業とは?その目的と役割
砕石地業とは、根切り(掘削)後の地盤面に砕石を敷き詰め、転圧機で締め固める工程のことです。この工程は基礎コンクリートを打設する前の重要な下地工事であり、建物の耐久性と安定性を左右する基盤となります。
地盤を安定させる重要な下地工事
砕石地業の最も重要な目的は、建物の荷重を地盤に均等に分散させることです。根切り後の地盤面には凹凸や軟弱な部分が残っている場合がありますが、砕石を敷き詰めることでこれらの不陸を修正し、平坦で安定した基礎下地を形成します。一般的な住宅では、粒径40mm~60mm程度の砕石を10cm~15cm程度の厚さで敷設します。砕石の粒が角張っているため、転圧することで粒同士がしっかりと噛み合い、高い支持力を発揮します。

防湿効果で基礎コンクリートを保護
砕石層は、地下からの湿気の上昇を防ぐ防湿効果も持っています。地盤に含まれる水分が基礎コンクリートに直接触れると、コンクリートの劣化や鉄筋の錆を引き起こす原因となります。砕石層を設けることで、毛細管現象による水分の上昇を抑制し、基礎コンクリートを保護します。また、砕石層の上に防湿シートを敷設することで、さらに高い防湿効果が得られます。
砕石地業・転圧の作業の流れ
砕石地業と転圧は、複数の工程を経て丁寧に進められます。ここでは、実際の作業の流れをご紹介します。
①砕石の敷設
根切り完了後、まず基礎の範囲全体に砕石を敷き詰めていきます。重機で砕石を運搬し、人力で均一に敷き広げていきます。この際、設計図面に基づいた厚さを確保することが重要です。砕石が不足している箇所や厚すぎる箇所がないよう、レベル(水平)を確認しながら慎重に敷設を進めます。隅部や端部も含めて、全体が均一な厚さになるよう調整します。

②転圧作業
砕石を敷き詰めた後は、転圧機(ランマーやプレートコンパクター)を使用して念入りに締め固めを行います。転圧機から発せられる振動によって、砕石の粒子同士が密着し、空隙が減少することで地盤の密度が高まります。転圧が不十分だと、建物の重みで砕石が沈み込み、不同沈下の原因となってしまいます。特に隅部や端部は転圧が不足しがちなため、何度も丁寧に往復して確実に締め固めを行います。転圧後の地盤は、人が歩いても沈み込まないほどしっかりと締まった状態になります。
転圧作業では、基礎の範囲全体を均一に締め固めることが重要です。一度に厚く敷設するのではなく、適切な厚さごとに層を分けて転圧することで、より確実な締固めを実現します。また、レベル(水平)を頻繁に確認しながら、設計通りの高さと平滑性を確保していきます。
③品質確認
転圧作業が完了したら、地盤面の平滑性と水平精度を測量機器で入念に確認します。基礎コンクリートを打設する前の最終チェックとなるため、ミリ単位での精度管理が求められます。また、実際に地盤面を歩いてみて、沈み込みがないかを確認します。この状態を確認した上で、防湿シートの敷設や捨てコンクリート打設など、次の工程へと進んでいきます。

株式会社佳建の施工へのこだわり
愛知県豊田市に拠点を置く株式会社佳建では、”一軒入魂”の理念のもと、砕石地業・転圧工程を確実に実施しています。ベテランのスタッフがこれまで培ってきた豊富な技術と経験を活かし、一つひとつの工程を丁寧に行います。測量管理を徹底し、設計図面通りの精度を確保することで、長期にわたって安心してお住まいいただける高品質な基礎工事を実現しています。
砕石地業と転圧は、完成後には目に見えない部分の工程ですが、建物全体の安定性を支える極めて重要な基礎です。適切に施工された砕石地業と転圧は、基礎の耐久性を大きく左右する重要な基盤となります。名古屋市や岡崎市など愛知県内で住宅基礎工事をお考えの方は、ぜひ株式会社佳建にご相談ください。また、基礎工事の仕事に興味をお持ちの方、未経験から基礎工事の技術を身につけたい方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。







