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投稿日:2026年4月13日

基礎工事の流れ⑥|立ち上がり型枠組立・打設の工程|豊田市の株式会社佳建

住宅基礎工事において、スラブコンクリートの養生が完了した後に行われる重要な工程が「立ち上がり型枠の組立とコンクリート打設」です。ベタ基礎の床版(スラブ)の上に、木造軸組・土台を直接支える壁状の立ち上がり部分を形成するための型枠を組み立て、コンクリートを流し込んで基礎を完成させます。株式会社佳建では豊田市を拠点に愛知県内で数多くの住宅基礎工事を手がけており、型枠工程の精度管理を徹底しています。本記事では、立ち上がり型枠組立・打設の目的と役割、作業の流れについて解説いたします。


立ち上がり型枠工程とは

目的と役割

立ち上がりとは、スラブ(床版)から地上へ向かって垂直に立ち上がる基礎の壁部分を指します。この立ち上がり部分が木造軸組の土台を直接支える構造体となるため、寸法精度・垂直度・表面品質のすべてが建物の仕上がりに直結します。型枠は立ち上がりコンクリートの形状・寸法・表面精度を決める「鋳型」の役割を担っており、スラブ打設後に内外の型枠パネルをセパレーターで正確な幅に保ちながら組み上げ、打設時のコンクリートの側圧に耐えられるよう締め付け金具でしっかりと固定します。

スラブ打設後に立ち上がり型枠が組み上がった現場全景
スラブ打設・養生完了後、立ち上がり型枠の組立が進んでいます。設計図面通りの幅でパネルを保持しながら全周に組み上げます。

型枠の構成部材と役割

部材名
役割
型枠パネル(鋼製)
コンクリートの形状を決める内外の鋳型。コンクリートの側圧を直接受け止める。
セパレーター
内外型枠の間隔(=立ち上がり幅)を正確に保持する鋼製スペーサー。打設後はコンクリート内に残置される。
フォームタイ(締め付け金具)
セパレーターの両端に取り付け、型枠パネルを外側から締め付けて側圧に抵抗する締結金物。
控え(サポート・単管)
型枠の転倒・変形を防ぐ補強材。コーナー部や高さのある型枠では本数を増やして安全性を確保する。

「参照:日本建築学会建築工事標準仕様書 JASS 6(型枠工事)」


型枠組立の作業の流れ

型枠の建込みとセパレーター設置

型枠組立は、スラブ上に墨出し(基準線のマーキング)を行い、設計図面通りの位置に型枠パネルを建て込む作業から始まります。内型枠を先に設置してセパレーターを取り付け、外型枠をセパレーターにはめ込みながら組み合わせていきます。この際、アンカーボルトや給排水の貫通スリーブが図面通りの位置に設置されているかを必ず確認します。スラブ打設後に立ち上がり型枠を組み上げることで、スラブ面と立ち上がりが一体化したベタ基礎が形成されます。

立ち上がり型枠とスラブ打設後の現場を近くから撮影した様子
スラブ面が完成し、その上に立ち上がり型枠が組み上がった状態。セパレーターで内外の幅が正確に保持されています。
立ち上がり型枠が全周にわたって組み上がった現場全景
型枠が全周に組み上がった状態。平面的な基礎の形状が明確に確認できます。

締め付け・垂直精度の確認

型枠の建込みが完了したら、フォームタイで内外の型枠パネルを締め付け、コンクリートの側圧に確実に耐えられる状態に仕上げます。締め付けが不足すると打設中に型枠が膨らんで寸法がずれる原因になるため、一箇所ずつ丁寧に締め付け確認を行います。また、下げ振りや水準器を用いて型枠の垂直度・通り(直線性)を確認し、必要に応じて控えの角度を微調整します。コーナー部は側圧が集中しやすいため、専用のコーナー型枠と十分な本数の控えを設置して精度を確保します。

職人が立ち上がり型枠の締め付け金具を手作業で確認・固定している様子
職人が締め付け金具を一つひとつ丁寧に確認・固定しています。手を抜かない確認作業が仕上がりの品質を守ります。
立ち上がり型枠のコーナー部と控えサポートの設置状況
コーナー部には複数の控えサポートを設置して、側圧に対する十分な強度を確保しています。
外周立ち上がり型枠がセパレーターで固定されて一列に整然と並んでいる様子
外周部の型枠がセパレーターと締め付け金具で整然と固定されています。型枠の通り(直線性)と垂直精度が仕上がり品質を左右します。

コンクリート打設と脱型

型枠の最終確認が完了したら、コンクリートポンプ車を使用して立ち上がり部にコンクリートを打設します。バイブレーターで締め固めながら均一に充填し、天端(上端面)を設計高さに合わせてレベル出し(水平仕上げ)を行います。打設後は所定の養生期間をおいてコンクリートの強度を確保し、脱型(型枠の解体・撤去)を行います。脱型後に基礎の表面状態・寸法・アンカーボルト位置を最終確認し、次工程の土台設置へと引き渡します。


擁壁・土留め型枠への対応

住宅基礎工事では、敷地の高低差がある場合に擁壁や土留めを施工することもあります。高さのある擁壁型枠は側圧が立ち上がり型枠以上に大きくかかるため、控えパイプや単管を増設して変形を防止します。型枠内寸・垂直度・通りを入念に確認したうえでコンクリートを打設し、養生完了後に脱型します。

擁壁または土留め用の大型型枠が控え材で多数補強されて組み立てられている様子
擁壁・土留め用の型枠組立の様子。高さがある分だけ側圧が増大するため、控え材を多く設置して強度を確保しています。
発注をご検討中の方へ

施工管理:型枠の寸法・垂直度・締め付けをすべて現場で確認し、打設中の変形を防いで設計通りの基礎を仕上げます。

対応エリア:愛知県豊田市を中心に名古屋市・岡崎市など近隣エリアに対応しています。

ご相談:各種ハウスメーカーや工務店さまからのご依頼にも柔軟に対応いたします。

就職をお考えの方へ

未経験歓迎:型枠の建込み・締め付け・脱型まで、入社後に一から丁寧に指導します。経験・学歴・年齢は一切不問です。

技術の習得:墨出し・垂直確認・コンクリート打設管理など、現場で役立つ確かな技術が身に付きます。

職場環境:チームワークを大切にしており、未経験の方も安心して働ける環境を整えています。

「参照:株式会社佳建 業務案内」

POINT

立ち上がり型枠の精度は、そのまま基礎の仕上がり精度に直結します。セパレーターによる幅管理・フォームタイによる締め付け・下げ振りによる垂直確認と、一つひとつの確認作業を丁寧に積み重ねることが高品質な基礎を実現します。株式会社佳建では「一軒入魂」の理念のもと、2008年の創業以来この姿勢を貫いています。


株式会社佳建の施工へのこだわり

愛知県豊田市に拠点を置く株式会社佳建では、”一軒入魂”の理念のもと、立ち上がり型枠の組立からコンクリート打設・脱型まで確実に実施しています。墨出し精度・型枠の垂直度・締め付け管理を一工程ずつ丁寧に確認することで、設計通りの寸法と表面品質を備えた高品質な基礎を実現しています。型枠工程は脱型後に写真でしか確認できない工程だからこそ、手を抜かない施工を徹底しています。

名古屋市や岡崎市など愛知県内で住宅基礎工事をお考えの方は、ぜひ株式会社佳建にご相談ください。また、基礎工事の仕事に興味をお持ちの方、未経験から型枠・コンクリート施工の技術を身につけたい方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

採用情報

愛知県豊田市の基礎工事は株式会社佳建へ|求人
株式会社佳建
〒471-0805
愛知県豊田市美里3丁目18番地18
TEL:090-5857-0838 FAX:0565-41-3040
※営業・セールス目的の問い合わせはご遠慮願います。

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