施工行程 業務紹介

投稿日:2026年1月7日

基礎工事の流れ③|防湿シート・捨てコンクリートの工程|豊田市の株式会社佳建

住宅基礎工事において、砕石地業と転圧が完了した後に行われる重要な工程が「防湿シート敷設」と「捨てコンクリート打設」です。この工程は、基礎コンクリートを地下からの湿気から守り、配筋作業を正確に行うための作業面を作る重要な下地工事となります。愛知県豊田市に拠点を置く株式会社佳建では、”一軒入魂”の理念のもと、この防湿シート・捨てコン工程を確実に実施しています。今回は、防湿シート・捨てコンクリートの目的や作業の流れについて詳しくご紹介します。


防湿シート工程の目的と役割

防湿シートは、基礎コンクリートを地盤からの湿気から保護する重要な役割を果たします。転圧した砕石層の上に防湿シートを敷設することで、毛細管現象による水分の上昇を遮断し、基礎の耐久性を大きく向上させます。

地下からの湿気を遮断する防湿層

防湿シートの主な目的は、地盤に含まれる水分が基礎コンクリートに侵入するのを防ぐことです。地下からの湿気は毛細管現象によって砕石層を通じて上昇し、基礎コンクリートや鉄筋に到達すると、コンクリートの劣化や鉄筋の錆を引き起こします。これらの劣化は建物の耐久性と安全性を大きく損なう原因となります。防湿シートを敷設することで、この水分の上昇経路を遮断し、基礎を長期にわたって保護します。一般的には厚さ0.1mm~0.15mm程度のポリエチレンシートが使用され、JIS A 6930(住宅用プラスチック系防湿フィルム)に適合した品質のものを選定します。

防湿シート敷設作業中の現場
防湿シート敷設作業の様子

防湿シート敷設の施工ポイント

防湿シートの敷設では、シートに破れや穴がないことを確認しながら慎重に作業を進めます。砕石の尖った部分でシートが破れないよう、砕石表面を事前に平滑に仕上げておくことが重要です。防湿シートは基礎の範囲全体に隙間なく敷き詰め、継ぎ目部分は100mm以上重ね合わせることで、確実な防湿効果を確保します。重ね合わせ部分はテープで固定し、隙間からの湿気侵入を防ぎます。また、基礎の立ち上がり部分では、シートを垂直に立ち上げて型枠に固定し、全体が一体となった防湿層を形成します。作業中は、シート上を歩く際に破損させないよう十分注意を払いながら、丁寧に施工を進めていきます。

項目
仕様
目的
シートの厚さ
0.1mm~0.15mm
JIS規格に適合した防湿性能を確保
継ぎ目の重ね幅
100mm以上
隙間からの湿気侵入を防止
敷設範囲
基礎全体+立ち上がり部
一体化した防湿層を形成

「参照:さくら事務所」


捨てコンクリート工程の目的と役割

防湿シート敷設後は、「捨てコンクリート(捨てコン)」を打設します。捨てコンは、その後の配筋作業や墨出しを正確に行うための作業基準面として、基礎工事の品質を左右する重要な工程です。

作業基準面を確保する捨てコン

捨てコンとは、厚さ5cm~6cm程度の薄いコンクリート層のことで、構造体としての強度は求められませんが、その後の作業を正確に行うための基準面として非常に重要な役割を果たします。捨てコンの主な目的は3つあります。1つ目は防湿シートの保護です。柔らかい防湿シートの上に直接鉄筋を配置すると、シートが破れる可能性がありますが、捨てコンを打設することでシートを保護し、防湿性能を維持します。2つ目は鉄筋の位置決めの精度向上です。捨てコンの平滑な表面に墨出し(基準線の記入)を行うことで、鉄筋を正確な位置に配置できます。3つ目は型枠の固定です。捨てコンがあることで、型枠を安定して固定でき、施工精度が向上します。

捨てコンの役割

捨てコンクリートは構造体ではありませんが、①防湿シートの保護、②鉄筋位置決めの基準面、③型枠固定の土台という3つの重要な役割を果たします。この工程を丁寧に施工することで、その後の配筋作業や型枠組立の精度が大きく向上します。

捨てコン打設の作業の流れ

捨てコン打設は、防湿シート敷設完了後に行います。まず、コンクリートミキサー車から生コンクリートを打設していきます。使用するコンクリートは、設計基準強度18N/mm²程度のもので、構造体コンクリートよりも低強度のものが使用されます。打設時は、基礎の範囲全体に均一に流し込み、コテやトンボを使用して表面を平滑に仕上げていきます。この際、レベル(水平)を正確に管理し、設計通りの厚さと高さを確保することが重要です。捨てコン打設後は、コンクリートの硬化を待つため、通常1~2日程度の養生期間を設けます。養生期間中は、コンクリート表面を保護し、急激な乾燥を防ぐための養生シートをかけることもあります。捨てコンが十分に硬化したら、墨出し作業を行い、配筋作業へと進みます。

防湿シート敷設完了後の状態
防湿シート敷設完了後、型枠設置の様子

株式会社佳建の施工へのこだわり

愛知県豊田市に拠点を置く株式会社佳建では、”一軒入魂”の理念のもと、防湿シート・捨てコン工程を確実に実施しています。防湿シートはJIS規格に適合した高品質な材料を使用し、継ぎ目部分の重ね幅や固定方法を徹底管理することで、確実な防湿性能を確保します。捨てコン打設では、レベル測量を頻繁に行いながら、平滑で正確な作業基準面を作り出します。ベテランのスタッフがこれまで培ってきた豊富な技術と経験を活かし、一つひとつの工程を丁寧に行うことで、長期にわたって安心してお住まいいただける高品質な基礎工事を実現しています。

防湿シートと捨てコンの工程は、完成後には目に見えない部分ですが、基礎の耐久性を大きく左右する重要な下地工事です。適切に施工された防湿層と作業基準面は、その後の配筋作業やコンクリート打設の品質向上に直結します。名古屋市や岡崎市など愛知県内で住宅基礎工事をお考えの方は、ぜひ株式会社佳建にご相談ください。また、基礎工事の仕事に興味をお持ちの方、未経験から基礎工事の技術を身につけたい方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

採用情報

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株式会社佳建
〒471-0805
愛知県豊田市美里3丁目18番地18
TEL:090-5857-0838 FAX:0565-41-3040
※営業・セールス目的の問い合わせはご遠慮願います。

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