立ち上がりコンクリートの打設が完了したら、適切な養生を経て型枠の解体(脱型)を行い、基礎の仕上がりを確認する工程へと進みます。この養生・脱型・確認の流れを一つひとつ丁寧に進めることで、建物を長期にわたって支える高品質なベタ基礎が完成します。今回は当社が施工した複数現場の養生から完成までの施工写真をご紹介いたします。
養生の目的と役割
立ち上がりコンクリートの打設が完了したら、すぐに養生作業を開始します。外周の立ち上がり面にはビニールシートを密着させて張り付け、外気温の急激な変化・降雨・直射日光によるコンクリートの急速な乾燥を防ぎます。養生期間中にコンクリート内部では水和反応が進行し、設計基準強度が発現していきます。養生を怠るとひび割れや強度不足の原因となるため、養生期間の確保と適切な保護管理が高品質な基礎を実現するうえで欠かせない工程です。


型枠解体(脱型)と確認作業
所定の養生期間が経過したら型枠を解体します。脱型後はコンクリートの表面状態・立ち上がりの寸法・垂直度を確認し、アンカーボルトが設計図面通りの位置に正確に設置されているかを最終確認します。脱型直後の立ち上がり面にはセパレーターの跡が残りますが、これは型枠内の間隔保持に使用した部材の痕跡で、構造上の問題はありません。すべての確認が完了した後、次工程の土台設置(上棟)へと引き渡します。




完成した基礎のさまざまな施工例
ベタ基礎の完成形は、建物の間取りに対応した格子状の立ち上がり壁が整然と並ぶ形になります。現場によっては外周の立ち上がりを先行施工して内部スラブを後から打設するケース、基礎完成後に設備業者が給排水配管を施工するケース、既存建物への増築で一部を後から増設打設するケースなど、工程の順序は建物の仕様や現場条件によってさまざまです。規模の大小にかかわらず、いずれの現場でも同様の精度管理を徹底して施工しています。





養生・脱型・仕上がり確認は、完成後には目に見えなくなる工程だからこそ、丁寧な管理が求められます。株式会社佳建では豊田市を拠点に愛知県内で住宅基礎工事を手がけており、養生期間の確保から脱型後の精度確認まで一貫して対応しています。住宅基礎工事のご依頼や基礎工事の仕事に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。







