住宅の基礎工事において、最も最初に行われる重要な工程が「根切り(ねぎり)・掘削」です。この工程は、建物の土台となる基礎を作るために地面を掘り下げる作業で、建物の安定性を左右する非常に重要な工程となります。今回は、当社で施工した住宅基礎工事の根切り・掘削工程をご紹介いたします。
根切り・掘削の目的と役割
根切り・掘削の主な目的は、設計図面に基づいて正確な深さまで地盤を掘削し、基礎を構築するためのスペースを確保することです。この工程では、建物の荷重を安全に支えられる良質な地盤まで掘り進め、適切な基礎の深さを確保します。また、掘削した底面を平滑に整形することで、その後の地業工事や配筋作業を正確に行うための基準面を作り出します。

精密な掘削作業のポイント
根切り工事では、バックホウなどの重機を使用して計画された深さまで掘削を行います。この際、重要なのは設計図面通りの寸法・深さを正確に守ることです。測量機器を使用して地盤の高さを細かく確認しながら、慎重に掘削を進めていきます。掘削深さは建物の規模や地盤の状況によって異なりますが、一般的な住宅では地表面から60~100cm程度掘り下げることが多いです。
また、掘削の際には周辺地盤への影響にも十分配慮します。掘削面の法面(のりめん)を適切な角度で仕上げることで、土砂の崩落を防ぎ、安全な作業環境を確保します。隣地との境界近くでの施工の場合は、土留め工事を併用することもあります。

地業準備へ向けた仕上げ
掘削が完了したら、底面を平滑に整形し、砕石を敷き詰める地業工事へと進みます。底面の仕上がり精度は、その後のコンクリート打設や配筋作業の品質に直接影響するため、レベル(水平)を正確に出すことが重要です。砕石を敷設することで地盤の支持力を高め、防湿効果も得られます。

根切り・掘削は一見シンプルな工程に見えますが、建物全体の品質を左右する重要な基礎工事の第一歩です。当社では、測量管理を徹底し、経験豊富な職人が正確な施工を行うことで、安全で高品質な基礎工事を実現しています。基礎工事でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。







