施工行程 業務紹介

投稿日:2026年3月6日

基礎工事の流れ⑤|スラブコンクリート打設・養生の工程|豊田市の株式会社佳建

住宅基礎工事において、配筋が完了した後に行われる重要な工程が「スラブコンクリートの打設・養生」です。型枠内にコンクリートを流し込んでベタ基礎の床版(スラブ)を形成し、養生によって所定の強度まで確実に仕上げます。株式会社佳建では豊田市を拠点に愛知県内で数多くの住宅基礎工事を手がけており、この工程における施工精度管理を徹底しています。本記事では、スラブ打設・養生の目的と役割、作業の流れについて解説いたします。


スラブコンクリート打設工程とは

打設の目的と役割

ベタ基礎のスラブは、建物の荷重を底板全体で均等に受け止め、地盤へ安定して伝える役割を担います。布基礎と異なり床面全体をコンクリートで覆うため、地面からの湿気や害虫の侵入を防ぐ効果も高く、現在の住宅基礎工事において標準的に採用されています。スラブ内には格子状に組まれた鉄筋(配筋)が内包されており、コンクリートと一体化することで圧縮力と引張力の双方に対応した強固な構造体を形成します。

コンクリートポンプ車のブームでベタ基礎スラブへ生コンクリートを圧送している様子
コンクリートポンプ車のブームで型枠内へ生コンクリートを圧送しています。
スラブ打設が本格的に進んでいる状況です。

ベタ基礎スラブの特性

ベタ基礎のスラブは、スラブ厚・コンクリート強度・配筋量などが設計図面に基づいて定められています。打設に使用するコンクリートは設計基準強度を満たしたものを生コン会社から調達し、受入れ検査(スランプ・空気量・塩化物含有量の確認)を行ったうえで型枠内に流し込みます。スラブの下には給排水配管が埋設されており、打設後は目視による確認ができなくなるため、打設前に配管の位置と固定状況を必ず確認します。

室内・土間をめくった状態で配管が見えている様子
スラブ打設が完了し、立ち上がり部の型枠が組まれた状態。
スラブ面がしっかりと形成されているのが確認できます。

打設の作業の流れ

打設前の最終確認

コンクリートを流し込む前に、型枠の固定状況・配筋の位置・かぶり厚の確保を最終確認します。かぶり厚とは、鉄筋の表面からコンクリート表面までの距離のことで、鉄筋の腐食防止と耐久性確保のために設計図面で定められた寸法を守ることが重要です。また、打設量の計算と生コン車の搬入計画を事前に確定し、連続した打設ができるよう万全の準備を整えます。

ベタ基礎のスラブ打設が進む現場で手前に配筋が露出している様子
打設が進む現場の様子。
手前はまだ配筋が露出しており、順に生コンを充填していきます。

コンクリートポンプ車による打設

スラブコンクリートの打設には、コンクリートポンプ車を使用します。ミキサー車(生コン車)で現場に搬入した生コンクリートをポンプ車のブームで型枠内へ圧送し、隅々まで均一に充填します。打設中はバイブレーター(内部振動機)でコンクリートを締め固め、気泡や空洞が残らないよう丁寧に作業を進めます。天候が雨天の場合も、養生ネットや防水シートを設置して雨水の混入を防ぎ、品質を確保した状態で打設を実施します。

雨天時にコンクリートポンプ車でベタ基礎スラブを打設している様子、養生ネットが張られている
雨天時の打設現場。
養生ネットを展張して雨水の混入を防ぎながら、品質を確保して打設を実施しています。

均しと表面仕上げ

打設が完了したら、トンボや木ごて・金ごてを使用してスラブ表面を均一な高さに仕上げます。表面の平滑度は次工程の立ち上がり型枠組みや建物の水平精度に影響するため、レベル(水平)を正確に出すことが重要です。均し作業は生コンが硬化し始める前に完了しなければならないため、チームでの迅速かつ丁寧な連携が求められます。

打設時の平均気温
最低湿潤養生日数の目安(普通ポルトランドセメント)
15℃以上
5日以上
10℃以上 15℃未満
7日以上
5℃以上 10℃未満
9日以上

「参照:日本建築学会建築工事標準仕様書 JASS 5(鉄筋コンクリート工事)」


打設後の養生工程

養生の目的

打設後は養生が不可欠です。養生とは、コンクリートが所定の強度に達するまでの期間、急激な乾燥・温度変化・振動・衝撃などの悪影響からコンクリートを保護する管理作業を指します。打設直後のコンクリートは内部で水和反応(硬化反応)が進んでいる段階にあり、この反応が正常に完了することで設計基準強度が発現します。養生を適切に行わないとひび割れや強度不足の原因となるため、丁寧な管理が求められます。

スラブ打設直後にポリシートでコンクリート全面を覆って養生している様子
打設直後にポリシートでスラブ全面を覆い、急激な乾燥による収縮ひび割れを防ぎます。

養生の方法と期間の目安

打設直後はポリシートでスラブ全面を覆い、表面の急激な乾燥を防ぎます。さらにブルーシートで全体を保護し、直射日光・降雨・低温からコンクリートを守ります。養生期間はセメントの種類と気温によって異なりますが、普通ポルトランドセメントを使用した場合は上記の基準を目安に湿潤養生を継続します。養生完了後、所定の強度が確認できた段階で次工程の立ち上がり配筋・打設へと進みます。

スラブ打設後にブルーシートで基礎全体を覆って養生している様子
ブルーシートでスラブ全体を保護し、外気温の変化や降雨からコンクリートを守ります。
養生期間中に強度が着実に発現していきます。
発注をご検討中の方へ

施工管理:スラブ打設は一度行うと後からやり直せない工程です。株式会社佳建では型枠・配筋の最終確認から打設・養生まで、各段階で丁寧に品質管理を行います。

対応エリア:愛知県豊田市を中心に、名古屋市・岡崎市など近隣エリアで対応しています。

ご相談:各種ハウスメーカーや工務店さまからのご依頼にも柔軟に対応いたします。

就職をお考えの方へ

未経験歓迎:スラブ打設・養生の技術は、入社後に一から丁寧に指導します。経験・学歴・年齢は一切不問です。

技術の習得:コンクリートの締め固め・均し・養生管理など、確かな現場スキルを身に付けられます。

職場環境:チームワークを大切にしており、未経験の方も安心して働ける環境を整えています。

「参照:株式会社佳建 業務案内」

POINT

スラブコンクリートの打設・養生は、完成後には目に見えなくなる工程です。だからこそ、型枠確認から受入れ検査・打設管理・養生期間の厳守まで、すべての工程で手を抜かない施工が建物の長期的な安全性を左右します。株式会社佳建では「一軒入魂」の理念のもと、2008年の創業以来、一つひとつの工程を丁寧に積み上げてまいりました。

スラブコンクリートの打設・養生は、ベタ基礎の品質を左右する核心的な工程です。コンクリートポンプ車による均一な充填、バイブレーターによる締め固め、そして適切な養生期間の確保が、完成後の基礎の耐久性に直結します。株式会社佳建では、豊田市を中心に愛知県内で基礎工事のご依頼や求人のご応募をお待ちしております。お気軽にお問い合わせください。


株式会社佳建の施工へのこだわり

愛知県豊田市に拠点を置く株式会社佳建では、”一軒入魂”の理念のもと、スラブコンクリートの打設・養生工程を確実に実施しています。受入れ検査から打設管理・養生期間の厳守まで、経験豊富なスタッフが各工程の品質を丁寧に管理することで、長期にわたって建物を安全に支える高品質な基礎を実現しています。打設・養生は完成後には目に見えなくなる工程だからこそ、手を抜かない施工を徹底しています。

名古屋市や岡崎市など愛知県内で住宅基礎工事をお考えの方は、ぜひ株式会社佳建にご相談ください。また、基礎工事の仕事に興味をお持ちの方、未経験からコンクリート施工の技術を身につけたい方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

採用情報

愛知県豊田市の基礎工事は株式会社佳建へ|求人
株式会社佳建
〒471-0805
愛知県豊田市美里3丁目18番地18
TEL:090-5857-0838 FAX:0565-41-3040
※営業・セールス目的の問い合わせはご遠慮願います。

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